VTR250、クーラント交換の巻
ずいぶん間が空いてしまいました。
お久しぶりです。
まだブログ上ではメンテやったりしてますが、実際はもうツーリングやらをしています。
回顧録や備忘録として記録しておきます。
ではクーラント交換いきましょう。
まずはクーラントを抜きます。
エンジン左側、メガネレンチがかかっているボルトを抜くと古いクーラントが抜けてきます。
ガソリンタンクを外してラジエーターキャップを抜けば勢いよく抜けてきますが、
今回はラジエーターキャップをつけたままクーラントを抜きます。
そうすることにより、リザーブタンク内のクーラントも抜けるためです。
本来であればリザーブタンクを外して、中身ごと洗ってやればベストなんでしょうが。
抜いたクーラントです。
思ったよりもキレイです。
色から察するに交換スパンが長いスーパークーラントが入っていたのでしょうか?
クーラントが抜けきったら、ボルトを締めラジエーターキャップを開けておきます。
今回使用するのはコメリで買ったクーラント。
色はわざと赤を使います。(赤が好きだから)
色の違いによる性能差はありません。
このクーラントはスーパークーラントではなく、普通のクーラントです。
定期的に変えたいので充分です。
このクーラントは希釈済みのタイプのため、このまま使えます。
クーラントに対して水50%の割合で希釈されてるみたいですね。
ちょっとクーラント濃い目かな?と思いましたがそのまま使いました。
これをラジエーターキャップを外したところから溢れる手前まで注入し、ラジエーターキャップを閉めます。
リザーブタンクにも注入し、ゲージ読みでフルの状態にしておきます。
ここから水路内のエア抜きをします。
やり方は単純、エンジンをかけて放っておきます。
基本的にはファンが回ればエアは抜けているという考え方で大丈夫ですが、クーラント交換をしたのが2月の話なのでファンなんかアイドリング状態では絶対回りません。
逐一ラジエーターを触り、熱くなったら終了です。
あとはエンジンが冷えた後、リザーブタンクのクーラントの量を確認し、減ってたら足すという感じですかね。
余談ですがクーラントの予備知識を一つ。
クーラントとは冷却液の添加剤という認識でよいです。
クーラントは凝固点が水よりはるかに低く、凍結しづらいです。
防腐剤、消泡剤が含まれ、水よりも沸点が高いです。
冷却効果だけなら水100%のほうが冷えます。
以上を前提として考えてください。
水のみで冷却すると当然エンジンや冷却水路が錆びます。そのための防腐剤。
水は100度で沸騰します。100度にならないようクーラントで沸点を上げ、なおかつ消泡剤で泡立たないようにします。
冷却水路内に気泡が発生するとヘッドガスケット抜けやウォーターハンマー現象が発生し、最悪の場合エンジンがおしゃかです。
ならばクーラント100%では?
残念冷却温度が高くなりすぎます。
なのでクーラントは水で希釈します。
バイクは一般的にクーラントが35%、水が65%と言われています。
ただハイパワーでオーバーヒートになりがちなものは、極端な話クーラントが15%とかになります。
うんちくを語ったところでまたこんど!
追伸、もっとブログを頑張ろうと思います。。。
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